天才俳優マーロン・ブランドが、友人と外でスポーツをしに行く際、放った言葉とは?
フランシス・フォード・コッポラ監督『ゴッドファーザー』にて、アカデミー賞主演男優賞を受賞。
映画『波止場』や『欲望という名の列車』などに主演を重ね、演技の世界に革命を起こし、その功績から「20世紀最高の俳優」と評されているマーロン・ブランド氏。
メソードアクティングスタイル(=体験の演技)を世界に広めた立役者といって良いでしょう。
彼の生前、友人と外に出てスポーツをしに行く際に、放った言葉があります。
それが、こちらです↓
「細胞を震わしに行こうぜ!!」
発想の大きさを感じさせてくれる、強烈なフレーズではないでしょうか?
一般的には、
「身体を動かしに行こうぜ!」
「身体を引き締めに行こうぜ!」
みたいな、範疇で、言葉にするでしょう。
ところが、マーロン・ブランド氏にかかれば、身体を動かしに行く=『細胞を震わしに行く』となるのです。
ただ、非常に『真実を突く言葉』だと思います。実際、一つの運動によって、私たちの身体の細胞は、どれほど躍動するでしょう。
もしかしたら、人智を超えた事かも知れません。
また、発想のスケールの大きさを感じさせながら、この言葉は『リアリティ』に基づいています。
役の人生の真実に生きる演技を実現させたマーロン・ブランド氏ならではの言葉ではないでしょうか?
『細胞を震わす』
それは、マーロン・ブランド氏のオリジナルな言葉であると同時に、私たちそのものを的確に言い表しているものと思われます。
文:仲 正樹
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